【日本テレビ盃】ミッキーファイトに死角なし 4戦無敗の1800mで秋の好発進へ

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秋の大舞台へのステップレース
30日(水)に船橋競馬場で日本テレビ盃(ダート1800m・JpnⅡ)が実施される。
帝王賞連覇を果たし、国内最強クラスの力を示したミッキーファイトをはじめ、3連勝で川崎記念を制したカゼノランナー、今年重賞2勝を挙げているロードクロンヌ、伸び盛りの4歳馬テーオーマルコーニ、前走のスパーキングサマーカップで完全復活をアピールした川崎のベアバッキューンなど、JBCクラシックを見据えた実力馬が集結した。
まずは予想の前に過去10年のレース傾向を振り返っていく。


人気別では、1番人気【5-1-1-3】勝率50.0%と信頼度が高い。2番人気は【1-2-3-4】複勝率60.0%。3番人気は【1-5-1-3】連対率60%、複勝率70%で、トップタイだった。連対馬20頭のうち15頭が3番人気以内から出ている。

所属はJRAが8勝を含む連対馬18頭(栗東14、美浦4)と断然リード。残る2頭は大井と船橋が各1連対。2021年サルサディオーネ(大井)、2022年フィールドセンス(船橋)が勝利を挙げている。

年齢は4歳馬が6連対でトップ。6歳馬が5連対で続く。以下5歳馬と7歳馬が各3連対、3歳馬が2連対、8歳馬が1連対だった。
実績面は連対馬20頭中17頭がダート重賞の勝ち馬。残る3頭中2頭はダート1800mのオープン特別3着以内からの臨戦だった。脚質は【逃げ4 先行10 差し6 追込0】と、先行馬の活躍が目立っている。

キャリア【8-3-2-0】の安定感
◎ミッキーファイト
美浦所属の5歳馬で、キャリア【8-3-2-0】の安定感を誇る。前走の帝王賞は3番手から直線で力強く抜け出すと2着に1馬身3/4差をつけ、史上2頭目の連覇を達成した。ダート重賞勝ちの実績は上述の好走条件に合致しており、過去10年の連対馬20頭中12頭が前走GⅠ・JpnⅠ組だった点からも、期待は大きい。
1800m戦は昨年制したJBCクラシック(船橋)を含め、4戦無敗と一番得意にしている距離。秋の始動戦となるが、大型馬でも鉄砲は利くタイプで、脚質に自在性があるもの強み。秋の大舞台へ向けて好スタートを決めたい。
◯ロードクロンヌ
1月にプロキオンステークス、5月に平安ステークスを制覇。前走の帝王賞は6着だったものの、0秒8差と着順ほど負けていない。ダート転向後に崩れたのはGⅠ・JpnⅠだけで、ダート1800mについても【2-0-2-0】と相性がいい。
今回はミッキーファイトよりも斤量が1キロ軽く、もまれずに運べる外枠も好材料だ。左回りでは未勝利だが、昨年の浦和記念2着の実績から問題はない。距離を短縮して次位の座を狙う。
▲カゼノランナー
栗東所属の5歳馬。今年は2月の佐賀記念を制し、続く4月の川崎記念を逃げ切ってJpnⅠ初制覇を飾った。前走の帝王賞は9着に敗れたが、左回りは6戦5勝と相性が良く、ダート1800mも4戦3勝と得意。同型との兼ね合いがポイントになるが、リズム良く先行できればチャンスは十分にある。
ほか、テーオーマルコーニは栗東所属の4歳馬。データ面での強調材料は多くないが、1800mは【3-2-1-0】と高い適性を示している。先日のスプリンターズステークスをピューロマジックで制し、勢いに乗る岩田望来騎手との新コンビも心強い。相手は一気に強化されるが、軽視は禁物だ。
地方馬では川崎のベアバッキューンに注目。昨年の若潮スプリントを制して以降は一進一退が続いたが、ここへきてスパーキングサマーカップを制するなど、本来の粘り強さが戻ってきた。近年の地方馬による2勝がいずれもスパーキングサマーカップを勝っての臨戦だった点も、好材料だ。初の1800mに加え、JRA勢が相手となるが、自分の形に持ち込めれば上位に食い込んでも不思議はない。
《ライタープロフィール》
菊池 敬太
サンケイスポーツで南関東競馬を中心に予想とコラムを掲載。近況のレース内容や傾向、データのほか、現場取材などで集めた情報をもとに高配当を狙っている。
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