【エルムS】「東京ダートマイル重賞連対馬」に勝率80%データ 武蔵野S圧勝のルクソールカフェが重賞2勝目へ

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若い世代優位
8日(土)に札幌競馬場で行われるエルムS(GⅢ、ダ1700m)。昨年のダート戦線を盛り上げたルクソールカフェ、ナチュラルライズら強力な4歳世代をはじめ、例年以上の好メンバーが北海道の地に集まった。
今回は過去10年のうち、21年の函館開催を除く9回分のデータを分析し、レース傾向や今年の注目馬を紹介する。
★人気

1番人気は複勝率66.7%とそれなりの安定感があるものの、勝ち馬はわずか1頭。22年以降は4年連続で5番人気以下が勝利しているように、人気は結果にさほどリンクしていない。 また、直近3年はいずれも10番人気が3着。ヒモ荒れにも警戒したい。
★所属

美浦所属5勝に対して、栗東所属が4勝。前者の母数が少なく、勝率は美浦がやや優勢だが、連対率、複勝率はほぼ互角となっている。
★年齢

4歳【3-3-0-16】複勝率27.3%、5歳【6-3-3-20】複勝率37.5%。若い世代が中心となっている。6歳は【0-2-5-29】複勝率19.4%で、複勝圏内という観点では軽視できない。なお、3歳馬は集計期間内での出走例がない。
★4角位置

4角先頭【0-3-3-3】複勝率66.7%、2~5番手【8-6-3-26】複勝率39.5%。連対18頭のうち17頭が同5番手以内となっている。最終直線が約260mと短いコースだけに直線を迎える前の位置取りが重要となる。
★主な前走

函館ダ1700mオープンのマリーンS【5-2-3-29】複勝率25.6%、大沼S【1-1-1-5】複勝率37.5%が中心。今年もマリーンSから上位馬含め5頭が参戦してくる。ほか重賞組では、平安S【1-2-1-6】複勝率40.0%と好成績だ。
★前走着順

前走1着【4-3-2-18】複勝率33.3%、同2着【2-3-1-10】複勝率37.5%をはじめ、前走好走組が良い。特に前述のマリーンS組に関しては3着以内馬が【5-2-1-10】複勝率44.4%と、着順で明暗が分かれる。
能力はGⅠで通用
この他、今年のエルムSでは以下の条件を注目データとして取り上げる。

<4、5歳の注目データ>
東京ダ1600mで連対【8-2-2-13】
勝率32.0%/連対率40.0%/複勝率48.0%
→重賞だった場合【4-0-0-1】
勝率80.0%/連対率80.0%/複勝率80.0%
※札幌開催の直近9回
上記データが示しているように、エルムSは東京ダートマイルでの連対実績を持つ馬が活躍傾向。特に、同コース重賞に限ると4頭が勝利し、勝率は80.0%と際立っている。直近3年の勝ち馬(セキフウ、ペイシャエス、ペリエール)すべてが該当している点からも、このトレンドは無視できない。
札幌競馬場は直線の短い右回りコースであり、東京コースとの関連性はないように見える。ただし、札幌コースはコーナー角度が非常に緩く、いわゆる“小回り”とは異なるレイアウト。そのため器用さは問われにくく、大箱の東京コースを得意とする馬たちが走りやすいと考えられる。
<今年の注目馬>
ルクソールカフェ
・4歳
・マイルでの先行経験
・武蔵野S勝ち
出走登録馬で唯一、「4、5歳×東京ダ1600m重賞連対」に合致する4歳牡馬。
昨年の武蔵野Sでは、後にフェブラリーS連覇を達成するコスタノヴァをはじめとした強力メンバー相手に3馬身半差で圧勝。2~8着馬がすべて4角7番手以下という差し展開のなか、4番手先行から押し切った内容も申し分なかった。
2月のサウジCでも手痛い出遅れがありながら、5着に善戦。3着とは小差のところまで迫っていたように、能力はGⅠでも通用するほどだ。
兄カフェファラオとともに「ワンターンの左回り巧者」というイメージが定着しているが、中山OPの伏竜Sを勝利しているように右回りにも対応は可能。緩いコーナー角の札幌コースも大箱実績のある本馬にはプラスに働く。これを理由に嫌われるようであれば、オッズ妙味も多少は出るかもしれない。
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