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【エルムS】「マリーンS組は着順で明暗」ほか気になるデータ3選 傾向から導かれた注目馬2頭

2026/08/05 17:00
逆瀬川龍之介
エルムSの気になるデータと注目馬,ⒸSPAIA

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まずはローテーションをチェック

エルムSは一筋縄ではいかないレースだ。直近5年の勝ち馬は全て4番人気以下と波乱含みだが、18年や20年のように3連単が4桁配当に落ち着く年もある。そこで16年以降、直近10回(21年函館開催を含む)のエルムSをデータ検証。好走馬、あるいは凡走馬に共通する傾向を見つけ出し、今年の注目馬をピックアップしたい。

■前走大沼SorマリーンSで3着以内
エルムSの最重要ステップレースは、函館ダート1700mを舞台とする大沼SとマリーンSである。両レースから挑んだ馬は【7-4-4-37】勝率13.5%、複勝率28.8%の好成績。全ての年で少なくとも1頭は馬券に絡んでいて、22年には馬券圏内を独占している。

確かに該当馬は多いが、回収率は単勝で116%、複勝でも90%だから凄い。そして、ここから前走の着順で更に絞り込もう。3着以内だった馬に限ると【7-3-2-14】の勝率26.9%、複勝率46.2%まで成績がアップするのだ。

この中には22年に9番人気で1着のフルデプスリーダー、23年に6番人気で1着のセキフウなど、伏兵も多く含まれているので、人気にかかわらず絶対に買いたい。

<該当馬>
ウェイワードアクト
レヴォントゥレット
ヒルノハンブルク

■4、5歳
ダートの上級クラスでは高齢馬の活躍が目立つが、なぜかエルムSは例外だ。年齢別の成績を見ると、4歳が【3-3-0-17】勝率13.0%、複勝率26.1%、5歳が【6-4-4-23】勝率16.2%、複勝率37.8%。ともにアベレージを大きく上回って“2強”の様相だ。

対照的に6歳は【1-2-5-33】勝率2.4%、複勝率19.5%と惜敗が目立ち、7歳以上は【0-1-1-35】複勝率5.4%だから手を出しづらい。

<該当馬>
ジョーメッドヴィン
チュウワクリスエス
テーオーパスワード
ナチュラルライズ
ヒルノハンブルク
ルクソールカフェ
レヴォントゥレット

■馬体重520kg以上
最後に馬体重も見ておきたい。ダートの重賞とあって「どうせ大型馬が強いんでしょ」と思われるかもしれないが、実はそんなに単純ではない。意外なことに520kg以上の大型馬が【0-2-2-32】と苦戦しているのだ。※札幌開催時は【0-2-2-30】

これをどう捉えるかだが、コーナーの占める割合が多く、直線が短い札幌らしい傾向といえないか。個人的には決して偶然ではないと判断し、この傾向は今後も続くと考えたい。

<該当候補 ※前走520kg以上>
ウェイワードアクト
ジョーメッドヴィン
ルクソールカフェ

マリーンS2、3着馬に逆転の目

マリーンSを圧勝したウェイワードアクトが人気を集めそうだが、前走の馬体重540kgが示すように、超大型馬という点が気掛かりだ。そこで同レースで2、3着だったレヴォントゥレットとヒルノハンブルクに注目したい。

年齢と前走の馬体重を見ても、前者が5歳で492kg、後者が4歳で468kgだから、文句なしのストライクゾーン。十分に逆転の目はあるはずだ。

馬券は2頭の単勝。馬連は2頭からウェイワードアクト、テーオーパスワード、ナチュラルライズ、ルクソールカフェへ。そして3連複は2頭軸の総流しで、万馬券が引っ掛かることを期待したい。

《ライタープロフィール》
逆瀬川龍之介
国内の主要セール、GIのパドックはもちろん、時には海外のセリにも足を運ぶ馬体至上主義のライター。その相馬眼を頼りにする厩舎関係者、馬主は少なくない。一方、マニアック、かつ実用的なデータを駆使して、ネット媒体や雑誌などにも寄稿するなど、マルチな才能を持っている。

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